ADC国際会議

「小さなパンのように...あなたの手にかかれば、すべてが意味をなします。」

Por Encarna Corral, adc

会がいるすべての国から112人のエスクラバが集まったこの集まりの冒頭で、アイン・カレンの歌にこのような言葉がありました。

2月26日、開会の祈りで、この日の福音は、子どものように迎え入れる必要のある受け入れ、信頼、み国の新しさへの招きでした。そして最後に、驚きと想像力をもって未来を見据えることのできる「小さきもの」への回帰を、主にお願いしたのです。

両日とも、最初の質問で、わたしたちがどのような気持ちで集まりにきて、どのような期待をもってきたかを共有し、集まりへの気持ちを整えてくれました。

シスターRosario Fernándezは、わたしたちがこの会のこの時をどのように生きているかを意識するよう呼びかけ、この総会準備期間を特徴づけている「みんなが総会にいる」ことを強調したのです。初日は「所在地図」、2日目は「統治モデル」を基本的なテーマとすることを指摘しました。

続いて、体験談を分かち合うことが行われました。8人のシスターが、この6年間の大きな変化の時期が意味したことについて語ってくれました。つまり、減少のプロセス、事業体から離れること、国から離れることの体験などを語ってくれました。心からの、そしてシンプルな方法で、彼女らの個人的な体験の分かち合いでした。それは、わたしたち全員のこころに触れ、主とともに、「彼のみ手のうちにあれば、すべてが意味をなす」という確信から、減少の現実を経験する深い瞬間でした。

この濃密で豊かな時間の後、わたしたちは「この6年をどのように生きているのか」という問いを自分に投げかけ、分かち合ったものをチャットの中で自発的に表現するように招かれました。

休憩の後、シスターMercedes Esquirolは、各国の提言によって作成された「所在地図」の概要を紹介し、各国の関心事がどこに向かっているのか、テーマごとにグループ分けしました。そして、聞いたことの反響や感想を表現し、最後に集まりを通して体験したことを一言で表現しました。カリスマがわたしたちの中で燃えていることを知り、教会と世界が最も必要としている場所にカリスマを届けたいとの思い、この段階を意味を持って生きることができることへの感謝が、わたしたち全員の体験として響きました。

27日の開会の祈りでは、ロシアによるウクライナ侵攻というわたしたちを取り巻く状況や、世界中で感じられている出来を念頭に、イエスのいのちを共有するようにとの主の呼びかけ、最後まで自身を捧げる姿、その平和の道具となりたいという願いを、主に感謝するように招かれました。

シスターCinta Bayoは、「統治モデル」というテーマについて、現在の総統治と修道院、地理的なレベルでの修道会の組織、そしてそれぞれの国を励まし同伴する責任者から、各国の提言をまとめて発表しました。今回発表されたまとめには、両方の不便なところと利点に言及しています。また、各国代理区長との集まりで話し合われた各国の具体的なテーマについても知ることができました。

休憩の後は、共同体で配られた冊子の年度開始時のアンケートから、各自が事前に選んだことばをもとに、「道のりの仲間」と分かち合う時間でした。この40分間は、わたしたちが総会に向けて歩んでいる道のりを支え合いたいという思いを、自然な形でこころから姉妹たちと共有することができた時間でした。

最後に、「どのような気持ちで集まりを終えるのか、何を持って帰るか」という質問に対して、答えは自然なもので、その場では、一部のシスターたちから、総会の開催を視野に入れた提案を表明する機会が与えられました。

そこには、総統治に対する深い感謝の念と、わたしたちが生きている減少の時に意味を見いだしながら、「小さなパンのように、主のみ手の中で意味をなす」カリスマの熱意からの喜びの雰囲気が残りました。

アイン・カレンの「歩み続ける女性たち」という曲は、霊がわたしたちの会を導こうとしているところに共に歩んでいこうというみんなの気持ちがよく表れています:

わたしたちは多くのいのちで結ばれている

過去と現在によって

神の霊に養われて!

経験や歩みを

織り合う女性たち

賢く、勇気のある

あなたの村の女性たち

あなたの愛に根ざした

一貫して忠実な人々